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都道府県の中でも一番大きい面積を持つ北海道。その北海道の北部の地域である道北地方。札幌や小樽などの道央圏には行ったことがある人は多いでしょうか、道北にはまだ行ったことがないという方も多いと思います。道北地方には旭川や富良野、留萌などの街がありますが、一番北部にある街となると稚内になります。

また、利尻島や礼文島などの離島も道北地方に分類されます。道北地方にある観光地を周り、北海道の大自然を満喫しましょう。

日本最北端の街、稚内。その稚内にあるのが日本最北端の岬「宗谷岬」です。北緯45度31分22秒の位置にあり、岬には日本最北端の地の記念碑が建っています。この記念碑は北国のシンボルの北極星の一稜をかたどった三角錐をデザインしたもので、塔の中央にあるNの文字は「北」を、そして台座にの円形は「平和と協調」を表しています。この記念碑を見ると「日本最北端にいるんだなぁ」と思うことでしょう。

近くにある売店では「最北端到着証明書」なるものを買うことができます

また、天気の良いに日に宗谷岬から海を眺めるとぼんやりと島が見えます。この島はサハリンです。約43キロ先にあるんですが外国の島が目に見える位置にあるのってなんか凄いですよね。

宗谷岬を含む稚内は冬になると雪に覆われます。岬の特徴として風が強くとても気温が下がり冷え込むので、冬に宗谷岬に訪れる場合は防寒対策をしっかりとして行きましょう。

「宗谷丘陵」は宗谷岬の内陸側に広がっているなだらかな丘陵地帯のことをいいます。宗谷丘陵の地形は氷河時代に形成された周氷河地形で、11キロに渡って「宗谷丘陵の周氷河地形」として北海道遺産に登録されています。

緩く波打ったような地形は広大な大地の歴史を感じます。高台から宗谷丘陵を眺めてみると、牛がのんびり草を食べていたりしてヨーロッパの田舎にいるような気分が味わえます。

また、宗谷丘陵は宗谷岬ウィンドファームとして産業利用もされており、牧草地に47基、森林地域に10基の合わせて57基の風力発電用の風車が立ち並んでいます。

「ひまわりの里」は北竜町にあるひまわり畑です。ただのひまわり畑ではありません。ひまわり畑の広さは4.7ヘクタールもあり、東京ドームで換算すると約5個分の広さを誇ります。そしてその広大なひまわり畑の中には150万本ものひまわりが植えられています。この本数はもちろん日本一で、このひまわり畑を目的に海外からも多くの観光客が訪れます。

ひまわりの季節は夏です。そのため、この150万本のひまわり畑を見られるのは7月下旬から8月下旬までの期間しかありません。その期間の中でも一番の見頃は8月上旬。黄金に色づくひまわり畑を見ることができます。

また、毎年7月中旬から8月中旬くらいまで「ひまわりまつり」が開催されます。どうせならこのひまわりまつりの開催期間中に訪れるといいでしょう。

観光センターもあり、その観光センターではひまわりアイスなどのひまわり関連の商品を購入することもできます。

行き方は主にバスや車になります。駐車場はとても広く、約500台の車を停めるスペースがあります。平面駐車場なので、キャンピングカーを停めることもできます。

ひまわりの里の隣には、2匹の龍のオブジェが特徴的な北竜門がある道の駅「サンフラワー北竜」があります。この道の駅は温泉保養センターと物産販売、宿泊研修施設がある道の駅で、ひまわりの里を訪れたついでに寄る観光客はもちろん、近隣市町村から温泉を楽しみにやってくるほど人気の道の駅です。

目玉はもちろん「ひまわり」で、季節には駅の裏手に一面のひまわり畑が見えるほか、ひまわりグッズの販売やひまわり湯、ひまわりアイスなど、さまざまな「ひまわり」を満喫することができます。

「礼文島」は稚内の西方面の60キロメートルの日本海に位置する日本最北の離島です。東西8キロ、南北29キロ、総面積が約82キロ平方メートルとそれなりの大きさがある島で、東海岸方面はなだらかな丘陵性の地形が広がり、西海岸方面は断崖絶壁となっています。

礼文島には雄大な自然が残っており、別名「花の浮島」とも呼ばれ、美しい花を多く見ることができるのが魅力の一つです。利尻礼文サロベツ国立公園の中には礼文島桃岩歩道があり夏になると遊歩道を歩くツアーが催され約300種の高山植物が咲き乱れる姿を見ることができます。

礼文島ではトレッキングをしながら絶景や花々を楽しむのが人気で、歩いて回るトレッキングコースがいろいろあります。トレッキングをするために、動きやすい服装に長時間歩いても疲れにくいスニーカーを履くのがマストです。久種湖をはじめ、スコトン岬やゴロタ岬、澄んだ海が広がる澄海岬などを訪れましょう。

もちろんウニ、ホッケ、タラ、コンブなどの海の幸も魅力な島です。人生に一度でもいいので、この最北にある島、礼文島に訪れてみてください。